<< 宇宙へ飛び立つミケ子ちゃん
類人猿
2017-11-12 23:32:29
この世界の秋は、冷度ほどよいのです、邪まな魂でさえ、ぷすうっと放たれてゆくのです

夜更けや早朝、静かで寂しく、ひんやりする中、丁度いい恰好で座っていて、心地いいのです

暗くて侘しい窓の外も、ぴたぴた降り続ける雨なんかも、ほどよく情緒が、滲みだしてくるのです

そんな中、書物を開いていて、このちっぽけな者でさえ、崇高な類人猿に、思えてくるのです

幻想サピエンス

とうてい争いは、肯定するのでないのです、けれど戦いでさえ、世界を形成してゆくのです

夢の楼閣の天頂、恒久の平和を弄する類人猿、丁度いい位置で立っていて、あたら天狗なのです

猿たちは、洗練されずにきたのです、愚かさ嘆く声なんかも、高慢な心が、溢れだしてくるのです

そんな中、書見に耽っていて、この安らかな者でさえ、堕ちる道化者に、見えてくるのです

道化者

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